中学生のころから、英語が苦手でした。だから長いあいだ、英語のことは考えずに生きてきました。
変わったのは、50代で海外へ行ったときです。まわりが何を言っているのか、まったく分からない。 そして言いたいことが、ひとことも口から出てこない。 あのときの苦しさは、いまでも覚えています。
それでも、こう思ったのです。英語は、話せたほうが楽しい。 そこから勉強を始めました。
参考書を買って読みました。オンライン英会話も受けました。アプリも、いろいろ使いました。
どれも良いものでした。でも、なんだかしっくりこないのです。
自分が日常で話したいことと、教材の例文が合わない。
ずっと、そう思っていました。
このサイトが、ケンとアッコという夫婦の朝から夜までをたどる形になっているのは、そのためです。
「おはよう」「おなかすいた」「そこの醤油とって」。
教科書に出てくる文ではなく、その日その場で、本当に口から出る言葉だけを集めました。
1回は3分。覚えるのは4つの文だけ。文法の説明はひとつだけ。
詰め込まないことを、いちばん大事にしています。
英語が苦手だった自分が、続けられなかった理由がそこにあったからです。
もとはといえば、自分の勉強のために、同世代が日常で話すことをまとめ始めたものです。 もっと自然に、言いたいことが言えるようになりたい。その気持ちから始まりました。
思いつくままに並べたのでは、どこまで進んだのか分かりません。
ですから CEFR(セファール) と CEFR-J(セファール・ジェイ) という、
語学のレベルの目安に合わせて、順序を組んでいます。
CEFRはヨーロッパで作られた国際的なものさしで、CEFR-Jはそれを日本人向けに、より細かく分けたものです。 いちばんやさしいA1から、ひとつずつ上がっていけるように並べました。
「どこまで来たか」「次は何か」が分かること。 大人が学び続けるには、これがいちばん要ると思っています。
言葉は、文法どおりに正しく使うためだけのものではありません。
日常のなかで、自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを受け取るための道具だと思っています。
ですから、完璧に話せなくてもいいのです。
気軽に、会話を楽しみながら。
話す楽しさをお伝えできたらと思っています。
このサイトが少しでもお役に立てたら、うれしいです。
まだまだ私も学習中です。一緒に楽しくやっていきましょう。
60代です。2021年に、長く続けた仕事を退きました。 英語の教師ではありません。英語が苦手なまま歳を重ねて、50代からやり直している、ただの学習者です。
ですからこのサイトは、「教える人」が上から説明するものではありません。 半歩先を歩いている人が、つまずいた場所を含めて、そのまま渡すものだと思っています。
ご質問、間違いのご指摘、「こういう場面の会話も作ってほしい」というご要望を、いつでもお待ちしています。
kagob885go@gmail.com
個別の英語のご質問には、お答えできないこともあります。 いただいたご要望は、これからのステップを作るときの参考にさせていただきます。
掲載している内容は、正確であるよう努めていますが、完全性を保証するものではありません。 英語の表現には幅があり、地域や相手によって自然な言い方が変わることもあります。
動画はYouTubeに置いています。音声とあわせて、繰り返し練習していただけます。